「仙台教区サポートセンター」は、東日本大震災被災地域の復興支援活動のため、カリタスジャパンの支援を受け、カトリック仙台司教区によって設置されました。支援対象は教会や信徒に限定せず、社会全体を対象としています。

ボランティアさんからの便り〜2015夏・その1〜

いつもご支援ありがとうございます。

台風の影響で、各地で大変な雨となっていますが、皆さんのお住まいの地域はいかがでしょうか。
これ以上の被害が出ないことを祈っています。

この夏にボランティアに参加された高校生から、体験談をお寄せいただききました。
長期休業のたびに来てくださる、東京の暁星高校の皆さんです。
初参加の方も、リピーターさんも、それぞれの思いを綴ってくださいました。
5人の方の体験談を、3回に分けて掲載します。

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 東日本大震災が発生した2011年3月11日の午後2時46分、その時自分は小学校のグラウンドでサッカーをしていました。立っているのも難しく、周りの建物は左右に大きく揺れていたのを今でも良く覚えています。その日は道路も渋滞していて、親が迎えに来ることも出来ませんでした。翌朝、父親が車で学校まで来てくれて、その車の中でテレビを観て初めてあんなに大きな津波が東北地方を襲ったことを知りました。震災から4年が経ち、自分も高校生になったので、自分の目で今はどうなったのか確かめたく、ボランティアに初めて参加しました。
  ボランティア活動初日はイチゴ農家さんの所へ手伝いをしに行きました。話を聞いたところ、津波でビニールハウスごと全て流されてしまい、震災前に比べると規模は小さいが、なんとかやることが出来たと言っていました。自分は葉っぱ取りという作業をし、少しやっただけで腰が痛くなってしまいました。いつも何も考えずに普通に食べていたイチゴが、こんなに大変な作業を何回も繰り返して出来ているとは知りませんでした。もっと感謝して食べなければいけないと痛感しました。
                                                                                                














 2日目は昆布を結ぶ手伝いをしました。そこは海のすぐ側で、海も見に行きました。正直、震災時とあまり変わらないのではと思っていたので、整備された海岸付近を見て驚き、ホッとしました。
  ボランティア活動最終日の3日目、ホタテの養殖をしている漁師さんの所へ行き、ホタテの養殖で使う縄のような物にピンを入れる「ピン入れ」という作業の手伝いをさせていただきました。震災前は、漁師の数が今よりも多く、アルバイトの人を雇うお金もあったが、震災後は漁師の数も減り、お金もあまり余裕がないので、今いる6人の漁師で作業を全部こなさなければいけないと言っていました。自分達がお手伝いして、少しでも役に立てたみたいで良かったと思いました。
  イチゴ農園や漁師の方は、自分たちと笑顔で接してくれたり、まるで震災なんてなかったかのようでした。自分達がボランティアでお手伝いをしに来たのに、海産物などを食べさせてくれたりして、逆に自分たちが元気づけられた気もしました。
  このボランティア活動をして、自分が想像していたよりは復興が進んでいましたが、それと同時に3.11の震災が忘れられて来ている気がしました。3.11を決して忘れてはいけないと改めて思うことが出来ました。
(高1 T.M)



 今回初めて被災地ボランティア活動に参加しました。活動に向かう途中、南三陸町では震災前まではあったとされる街が跡形もなく、ただ盛り土と、津波によって骨組だけになってしまった建物があるだけでした。その光景を目の当たりにした時、改めて津波の脅威を思い知ったとともに、いかにあの津波がもたらした被害が甚大だったかということを痛感しました。
 3日間のボランティア活動では1日目が農業支援、2日目がお茶っこ、最終日が漁業支援といった今までの人生で経験したことのない様々なことをさせていただき、色々なことを感じました。農業支援は、ビニールハウスの中でのイチゴの葉っぱの間引きであり、炎天下での細かな作業は大変つらく、この作業を夫婦2人でやるには厳しいと思ったので、これからも支援が必要不可欠だなと感じました。お茶っこでは集まったおばあちゃんたちがとても元気で、笑顔で話しかけてくださり、こちらも温かい気持ちになることができました。また、お茶っこが行われた仮設住宅は、テレビ、炊飯器といった家電製品が備わっているという反面、壁が物凄く薄くて隣に住んでいる人の会話が筒抜けになってしまうといった課題点もあるようで、もっと多くの正規の住宅の建設が必要だと思いました。最後に行った漁業支援は、ホタテの養殖用のピンをロープから抜く作業で、こちらもイチゴ農家同様大変な作業で、もっと多くの支援が必要だなと思いました。
 今回このボランティア活動を通して、被災地は大分復興してきたと思われがちだが、まだまだ支援を必要としている人が多くいるので、今後もより多くの人たちにボランティア活動をして欲しいと感じました。
(高2 R.K)














 



ボランティアについては
こちらをご覧下さい。


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※ボランティアのお申し込みは9:00から15:00の間にお願いします。
代表email:sendaidsc@gmail.com
ボランティア受付用email:sdscvol@gmail.com

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