「仙台教区サポートセンター」は、東日本大震災被災地域の復興支援活動のため、カリタスジャパンの支援を受け、カトリック仙台司教区によって設置されました。支援対象は教会や信徒に限定せず、社会全体を対象としています。

米川ベースオープン 〜南三陸町支援のため〜

 4月30日に、登米市東和町米川に米川ベースをオープンいたしました。米川ベースは、今回の震災で最も被害の大きかった地域の一つである南三陸町でのボランティア活動の前線基地となります。
 南三陸町は震災の爪痕がそのまま残っているような状態で、倒壊した家屋やガレキの撤去もまだまだ進まず、南三陸町はライフラインが全く復旧していない地域が数多くあります。避難所での生活も一年以上に及ぶ可能性があり、長期的な支援が必要です。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

Photo Galleryを設置しました

ベースの活動や周辺の様子、被災地の状況、そしてボランティアの皆さんの写真を公開しています。
定期的に更新いたしますので是非こちらをご覧ください。

サポートセンターの看板立つ!

仙台教区サポートセンターの看板が元寺小路教会の門と入り口の二カ所に作られ、立てられました。

最初から、サポートセンターを表示するものがほしい、と望まれていました。 というのは、被災地の人を助けたいという熱い思いのボランティアの人々が、バスで仙台駅に着き、元寺小路教会をやっと探し当てたのに、「仙台教区サポートセンター」という表示がないので、「ほんとうにここはサポートセンター?」と、頭をひねっていたからです。

また、仙台中央地区の神父様方の出入り口をサポートセンターの入り口と勘違いしたボランティアの人が、早朝や夜に何度もベルを鳴らして、神父様の手をわずらわせていたそうなので、その点でもよかったのではないでしょうか。

立ったばかりの看板を道行く人が眺めて通っています。その中を、今日も大きなリュックを背負ったボランティアの人が歩いてきました。

ゴールデンウィークを被災者のために奉仕したいという多くの方々が、仙台教 区サポートセンターに登録してくださいました。朝早くから次々にサポートセンターに立ち寄り、オリエンテーションを受けては、塩釜、石巻 の各ベースに出発しました。みんな、とても生き生きとしていました。
DSCN1065.JPG


DSCN1064.JPG

こちらの看板を目印にお越しください!

ボランティアさんたちの被災地への想い

 被災地で活動し帰ってこられたボランティアさんたちの報告を聞く中で、現場の現状をほんの少しですが、知ることができます。

「石巻の被害の広さがよく分かった。一軒一軒の家は外から見ていたら分からないのですが、中はひどく汚れていました。とても住める状況ではないんです。」

「TVの報道だけでは、被災地の現状が分からないですね。まだまだすることがいっぱいあります。」

「ヘドロの臭いがきつくて、こんなところでは眠られませんよ。」

「体育館の中は、空気がこもっていて、ついたても何もないんです。避難所の環境がよくなっていない感じがしました。」

「被災者の方々が暖かく、お菓子をくれたり、心が温まりました。」

「自治会長さんが個人的にたこ焼き屋さんを呼んで、みんなの気分が楽しくなって、希望が見えてくる感じがしました。会長さんも『これが大切なんです。』と言われていました。」

ボランティアさんたちは、被災地のこの先のことをとても心配されながら帰って行かれました。

「自分たちが帰ってからのことが気にかかります」

「これから心のケアが必要です。」

「ベースは縮小するのではなく、長期的な計画をもって行ってほしいと思います。」

「まだまだです。もっとボランティアが必要です。また来ます。」

「また来させてください。」

その後のこのボランティアの輪が広がっていくことを願っています。

福島県からの桜便り

「今年の桜はいつもより薄いばい。地震だから遠慮して咲いたんだべ。」

福島県三春の滝桜の前で長年桜を見守り続けてきたおばあちゃんがおっしゃいました。


自然の猛威にさらされた私たちに、また優しく寄り添うのも自然であるということを今年の桜は教えてくれているように思います。

例年多くの人でにぎわう花見会場も閑散としており、ここにも原発の屋内退避の影響が出ているのだと実感しています。地震、津波、原発の波が押し寄せた福島県では、人の手によって作られた目に見えない放射能にどう向き合ったらよいのかわからないままの生活が続いています。家も田畑も、家畜も捨て避難しなくてはならない方々、友達と別れ転校した子どもたち、他県で風評被害に遭い失望のうちに帰って来られる方、原発作業員の方々、放射能は心を追いつめていきます。 

桜の下で「今年は米も野菜も植えられない。でも何もしないではいられない。」と農作業をされているおじいちゃんに出会いました。

いつもと変わらない風景がそこにはあります。しかし今年の福島県に青々とした水田が広がることも、黄金色の稲穂が実ることもないでしょう。

「何か出来ることはありませんか?」とよく聞かれます。住んでいる私たちにもわからないのです。自然の前では無力な私たちですが、自分たちの手で作り出した物の前でも無力なのでしょうか。

「うつくしまふくしま」と言われるほど美しい福島県の「ほんとの空」を
取り戻すためにどうぞ、正しい情報のもと風評に流されず福島県を応援して下さい。

ゴールデンウィークを目前にして

被災地の現場は日に日に変化していっています。昨日石巻に行ってきましたが、この日は始業式で、いたるところで生徒の皆さんが制服姿で歩いていました。


お父さん、お母さんと歩く高校生(石巻市)

震災から一ヶ月、制服姿で歩く高校生を見て驚く自分がありました。こうしたほほえましい風景が異常に思えるほど、被災地の環境は異常です。車が転がり、がれきが積み重なり、ヘドロがにおう環境が普通の日常風景になってしまっているのです。

被災地はまだまだボランティアを必要としています。泥かき、泥かき後の日用品や思い出の品の清掃、仮設住宅への引っ越し、傾聴など、様々な時期にそれぞれのニーズに応える活動が何年も必要になります。すでに書きましたが、3月20日に始めたボランティアの受け入れから、ちょうど一ヶ月の4月20日にボランティア登録は500人を超えました。どうか、これからも多くの人に参加していただき、長くこの活動を続けて行けたらと願っています。

ゴールデンウィークが近づき、この期間の参加申し込みを多くの方から頂いています。すでにボランティアベースはパンク状態で、4月29日から5月4日まではこれ以上受け入れができない状況です。逆に、それ以降は申し込みが少ない状況ですので、引き続きご協力いただけたらと思います。

ある事務局スタッフの想い

ボランティアにでかける方へのオリエンテーションをしていて、必ず皆さんがうなずき、声をもらす説明は「わたしたちにとっては、泥にまみれ使えないように見えるものでも、持ち主の方にとっては大切なものです。」

私たちは現地で体を使って被災者の方の姿を見て働くわけではありません。でも、皆が、同じ心でボランティアに来られるのを「いってらっしゃい!」「気をつけて!」と送ります。そして、「おかえりなさい」と迎えます。

ボランティアに行かれた方が戻ってきたときは報告を聞きます。皆、声をそろえて、ベースで寝泊まりしながら、同じ目的のために働く仲間に出会えた感謝、ボランティアを支えて下さる沢山のボランティアの方への感謝、そして、こういう機会を与えてくださった、受け入れてくださった、この支援のあり方に感謝して帰られます。

現地で働かなくても心はつながっている・・・そう思います。


塩釜ベースの活動

ボランティアさんの仕事内容は場所によって様々です。時期によっても刻一刻と変化しています。今回は塩釜での活動の一例をご紹介します。最近は室内の片付けが増えています。

床板をはがす

津波で浸水したお宅です。一度床板をはがして清掃しています。

戸を外す 

戸板を外に出して洗っています。

皿1 

幸いにも無事に残った食器類。大切な品なので丁寧に拭いていきます。

皿2

きれいになったら箱に納めていきます。

こうした作業を経て、少しずつではありますが、被災者のお宅が日常に戻っていきます。


ボランティア人数

4月18日付けで、仙台教区サポートセンターに登録して下さったボランティアの人数が500人を超えました。全国からのご支援に心より感謝申し上げます。引き続きご協力をお願いいたします。

七ヶ浜の現状

七ヶ浜は日本三景松島に近い海辺の町です。その名の通りいくつもの海水浴場があり、夏には多くの海水浴客やサーファーで賑わいます。七ヶ浜は、町全体が海に面していることもあって今回の津波で大きな被害を受けました。復興のためにもまだまだ多くの人手を必要としています。本日より、塩釜ベースでは七ヶ浜災害ボランティアセンターにもボランティアを派遣します。引き続き皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

七ヶ浜クレーン

重機で撤去される瓦礫の山。まだ引ききっていない水が津波の威力を物語っています。

七ヶ浜船

建物の上に小型船が乗っています。こんな非日常的な光景が、被災地にはたくさんあります。




ボランティアについては
こちらをご覧下さい。


photo_g.jpg

リンク

ニュースレター

復興・支援活動ニュースレターこちら

お問い合わせ

仙台教区サポートセンター
センターへのアクセス
9:00から17:00まで
電話番号:022-797-6643; 090-1217-3233
FAX番号:022-797-6648
※ボランティアのお申し込みは9:00から15:00の間にお願いします。
代表email:sendaidsc@gmail.com
ボランティア受付用email:sdscvol@gmail.com

東日本大震災について

カレンダー

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< April 2018 >>

カテゴリー

アーカイブ

このサイトを検索

others

モバイルサイト

qrcode